ヴィンテージ 2023年
ビアスタイル Grapes Yeast Beer
ホップ Citra、Motueka、Simcoe、Nelson Sauvin、Waimea
副原料 ぶどう(生産者:小山田幸紀)
Alc. 5%
IBU:10
賞味期限:2025年4月10日
山梨県のワイン醸造所、ペイザナ中原ワイナリーのドメーヌ・オヤマダとコラボレーション!
栽培醸造家の小山田幸紀氏が手掛けた、ワイン用葡萄に付着する自然酵母でビールを発酵させました。
ドメーヌ・オヤマダでは白ワインに使用される葡萄“デラウェア“品種を使用し、その自然酵母の魅力を最大限に引き出すことでリンゴやレモン、バナナのような果実の風味が複雑かつ伸びやかに織りなされた一杯に仕上げました。
自然酵母の繊細で華やかなアロマと心地よい酸味をワイングラスに注いでぜひお楽しみください
【保存方法】要冷蔵6℃以下
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【造りのこだわり】
麦汁を低温からゆっくりと発酵させることで、自然酵母の繊細なエステル香がホップ香と合わさり、リンゴや柑橘などによる繊細な風味が表現されています。サワー麦芽と酵母の爽やかな酸味が、良いアクセントとなってビールを構成し、ボトルと樽生共にナチュラルカーボネーションで仕上げています。
〈テイスティングコメント〉
【外観】
少々濁りのあるイエロー
【香り】
皮をむいたリンゴ、カリン、レモン、アセロラなどを思わせる甘酸っぱいフルーティーなアロマが感じられます。果実の香りが層を成して繊細に絡み合い、白ワインを彷彿とさせるアロマティックな印象です。
【味わい】
口当たりは爽やか!香りでも存在したリンゴや柑橘系の果実味とバナナのような柔らかな風味に、乳酸や揮発酸など複数の重なった酸味が織り交ざり、繊細で複雑な味わいを感じさせます。味わいの終盤では、自然酵母とホップからなる心地良い渋みや苦みによって、最後の余韻までゆっくりと楽しめる印象です。
【食べ合わせ】
普段の食中酒に最適だと思います。白身魚の西京焼きと合わせたいです。
《ドメーヌ・オヤマダ 小山田幸紀氏》
2011年に小山田氏を中心にペイザナ農事組合を設立。
2014年に共同醸造所であるペイザナ中原ワイナリーを設立。
ドメーヌ・オヤマダは栽培から醸造まで一人でこなし、培養酵母を使用せず自然酵母でナチュラルなワイン造り
をされています。常に収穫にたくさんの人が集まるのも、小山田さんの仕事へのストイックな姿勢、情熱に加え魅力的な人柄によるものだと思います。高い醸造技術に加え、「ブドウのポテンシャルを追求し、いたずらにワインを汚さない」という信念のもと作り出されるワインはまさに小山田さんそのものとも言える、一言では説明できない奥深さを感じます。
《2023年のNatural Yeast Beer ~Domaine Oyamada~》
小山田さんは私がワイン醸造学を学んでいた学生時代の時から大変お世話になっている、心から尊敬する醸造家です。今回も葡萄の笠かけ、収穫から手伝わせていただきました。
小山田さんが栽培する葡萄の自然酵母を使用してのビールづくりは今年で6年目となりましたが、今年の収穫でお会いした際、今までの自然酵母ビールの仕上がりにはまだまだ課題があるということを突き付けられる形となり、自分の中でも、もっと良い仕上がりを目指していかねばならないと痛感するタイミングがありました。そんな事もあって、ビールの仕込み方法を大幅に変更し2023年の自然酵母と対峙しました。今年は発酵温度をほとんど管理せず、低温状態から自然酵母の発酵熱の許す限り、自由な温度帯で伸び伸びと酵母たちに頑張ってもらいました。そうすると、デラウェア葡萄の自然酵母による繊細で複雑さを併せ持つフルーティーな風味が着実に現れ、心地よい酸味がダイレクトに感じられる一杯に仕上がりました。
ラベルやビール名も大きくリニューアルすることで、より進化した自然酵母の魅力をお伝えすると共に、ビール、ワインを愛する皆様へ楽しんでいただければと思っています。
JANコード
330ml:4519739604367
750ml:4519739604374
1500ml:4519739604381
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